
※以前、有料記事(noteにて数百円程度)として制作しておりましたが、記事を書く期間があいてしまったり、非常に長文になってしまったりし、文章校正等に手間がかかりそうだったため、このページにてそのまま無料で公開しています。一つの参考程度にしてみてください。
簡単説明
ここで言うサッカーショップ(インターネット編)とは、ユニフォーム販売、古着、サッカーの中古本やDVD、フィギュアなど、サッカーに関わる商品を取り扱うショップ(ネット)のことになります。(本業でも副業可能)
この記事では、インターネット編ということで、ネットショップの開業方法を体験談も元にして紹介します。
また、仕入れ情報やおまけ的な記事(買取サイト作成方法や海外から仕入れるアイディアなど)も追記します。
※この記事では、法人ではなく個人事業の開業について書いております。
ネットサッカーショップは自宅で比較的簡単に開始することも可能です。
ネットのサッカーショップの仕組み
他の普通のお店と同様に、簡単に言えば仕入れて売るというシンプルなものです。
取り扱う商品をサッカーに関わるものだけに絞ることで、シンプルですがサッカーショップということになります。
中古品(ここでは、主に古着やサッカー関連の中古本やDVD、またはトレカなど)は買取販売も可能です。(古物商の許可が必要)
※ここで言う古着とは中古ユニフォームなどです。
そして、インターネットを利用して販売します。
このページの内容(目次)は主に以下になります。
■ サッカーショップ(ネットショップ)の始め方
・お店のパターン(中古なのか新品なのかその両方か)
・開業までの手順の例
・古物商の許可申請は簡単
■ 販路について(特に初心者におすすめな販路)
・ヤフオク!
・Amazon.co.jp
・フリマアプリ
・楽天市場
・自サイト・・・海外ショップと交渉または購入
・ヤフオク代行
■ 仕入れ情報
・古物商を活用
・買取サイト制作
・海外ショップと交渉または購入
■ その他情報(仕入れ編)
・中古ショップ(リサイクルショップ等も)
・普通のサッカーショップの安売りを狙う
・Amazon.co.jp
・ヤフオク!
・友人、または友達の友達等
・コレクター的なストック
・選手支給品
■ おまけ情報
・サイト制作の簡単マニュアル(あくまでも参考程度に)
・海外からアイテムを仕入れるアイディア
・単発的な依頼を受ける
■サッカーショップ(ネットショップ)の始め方
最初に、ショップのパターンがいくつかあります。
例えば、「中古なのか新品なのかその両方か」というシンプルな点です。
その上で、「ユニフォームを売る」や「ユニフォーム含めてサッカー関連のアイテムを取り扱う」や、「古着のみを売る」、「フィギュアの買取販売」といったように細かくジャンルを決めていきます。
中古商品(古物)を取り扱う場合は古物商許可申請が必要になります。
※個人的におすすめパターンは、古物商許可を取得し中古品を取り扱うネットショップです。(ネットの古物商)
中古品と新品ショップでは古物商許可申請や仕入れ先の違いがありますが、開業までの手順はほとんど同じです。(※繰り返しになりますが、古物商許可申請の部分においては手順として見た時、その部分にかなり違いはあります)
ここでは、主に中古品(古物)も扱う(中古も新品も色々扱う)お店の開業までの手順を簡単に説明します。
まず、開業資金についてですが、ネットを利用したショップかつ自宅を店舗にする場合はそれほどかからないです。
別に事務所(保管する倉庫含め)を用意する場合はより費用はかかります。
また、副業(主に自宅)で始めるのであればさらに資金を抑えられるかと思います。(例えば5~10万円~30万円程度の資金でも十分始められます。)
次に古物商の免許の取得です。下で簡単に説明しますが、古物商許可申請は比較的簡単です。自力で取得も可能です。
続いて、事業を開始したら個人事業の開業届を出します。こちらは古物商許可申請よりさらに圧倒的に簡単に終わります。
簡単にまとめると、
「開業資金の用意や自宅以外に倉庫や事務所を借りる場合はその手続等」→「古物商許可申請」→「事業を開始したら個人事業の開業届を出す」
大まかにはこのような流れです。
新品の場合は古物商許可申請がありませんが、それ以外は多くの場合ほぼ同じです。
この段階でサッカーショップ開業となり、個人事業主となります。
古物商許可申請は簡単
古物商許可申請は個人でも出来ます。また、比較的簡単です。
まず、欠格事由に該当していないと許可されません。欠格事由は検索すれば簡単に調べられます。(例えばGoogleで「古物商 欠格事由」で検索)
申請書、添付書類といった必要書類を集めます。(警察署で入手可能です。また、警察署WEBにてダウンロードも可能です。)
そして、申請手数料支払いと書類を提出します。(上記の書類を警察署で入手の際に色々と教えてもらえることが多いです。)
交付されたら許可証を受け取ることで終了です。
私は賃貸でしたが、特に問題なく古物商許可申請が出来ました。(あくまでも私の場合)
ただ、物件によっては大家さんや管理会社からの承諾が必要になる可能性もあるのでこの点は注意しましょう。
また、手間がかかるとしたら住民票の写しなどを入手するのがやや面倒でした。
※古物商許可申請は行政書士に依頼すればより簡単かつはやいですが、費用がかかります。そのため、個人的には自力で申請するのがおすすめです。
なお、古物商許可申請の具体的な情報は、法律家のサイトや警察署のホームページ等でより詳細な情報を得ることが出来ますので気になる方はそれらもチェックしておくと良いと思います。
■ 販路について(特に初心者におすすめ販路)
商品によっておすすめは変わりますが、販路としては以下が挙げられます。
※また、自分自身が使いやすいサイトというのも意外と重要になります。(相性や発送代行がありなど)
おすすめ
・ヤフオク!
・Amazon.co.jp
単純に不用品を売る場合
・フリマアプリ
まず、上記がおすすめだと個人的には思います。
次のおすすめとして以下が挙げられます。
・楽天市場
・自サイト・・・海外ショップと交渉または購入
・ヤフオク代行
上のおすすめから一つずつ見ていきます。それぞれにメリットとデメリットがあり、また販売する商品によって変わります。
ヤフオク!・・・すぐに開始可能で副業にも最適です。ユニフォームはヤフオクで比較的売れることが多かったです。(私の体験談ですが※)
Amazon.co.jp・・・比較的簡単に開始可能(マーケットプレイス)です。また、FBAに登録することで手間を圧倒的に減らすことが可能です。※DVDや本はよく売れることが多いです。※
※FBA・・・商品の保管、梱包・出荷・配送、返品等のカスタマーサービスをAmazonが行います。
フリマアプリ・・・私は不用品以外で利用したことはありません。
特に上記の2点(ヤフオク!とAmazon)が個人的にはおすすめです。
次に、楽天市場ですが、個人的には「本格的に事業を行うのであれば」選択肢として良いと思います。
ただ、個人事業主の場合は簡単にすぐに開始可能というわけではないので、どちらかと言うと副業には不向きなほうだと思われます。
続いて自サイトについてですが、自分のサイトでの販売は意外とおすすめではあります。
なぜかと言いますと、上記(例えばヤフオクやAmazon)をしつつも自サイトを持つことは当然可能で、それらショッピングサイト(ヤフオクやAmazonなど)に完全依存しない環境を作ることができるからです。
また、買い取りサイトとの連動など色々と幅が広がる点も良いです。ただ、集客の難易度はやや高く、圧倒的な集客力があるAmazonやヤフオクなどの利用の方が集客から販売までの難易度は低いです。(つまりヤフオク!やAmazonマーケットプレイスの方が売りやすいという意味です)
なお、自サイトのその他のメリットとしては、屋号付き銀行口座の開設の際、自サイトがしっかりあるとスムーズに行く場合があるようです。(個人的にそう感じた)
次の「ヤフオク代行」についてですが、どうしても売ることが出来なかった商品等でこのまま販売する手間をかけたくないという場合に在庫処分的な感じで利用すると便利です。トータルの手数料を考えた場合、AmazonFBAよりお得になることがあるからです。
もちろん、ブックオフ等で処分(売る)よりお得になりやすいです。
■ 仕入れ情報
売ることは重要ですが、特にこの記事で書いている中古品を扱うショップの場合、仕入れも極めて重要です。
売り方(売るルート)は上記の通り色々あり、あまり困ることはないのですが、仕入れについては難しい面があるのです。
仕入れて販売する以上、仕入れの「良い悪い」は売上につながります。そして、当然のことながら売れることで商品がなくなりますのでまた商品を仕入れないと続きません。
そのため、当然のことではありますが「仕入れ」は極めて重要なのです。
ここでは、おすすめの仕入れ情報として以下の点について簡単に解説します。
おすすめ
古物商を活用
買取サイト制作
海外ショップと交渉または購入
※おまけ的な情報として買取サイト制作方法を下で簡単に紹介しています。
その他の情報(仕入れ編)
中古ショップ
ヤフオクで仕入れる
普通のサッカーショップの安売りを狙う
Amazon.co.jpで仕入れる
まず、古物商の免許は活用したほうが良いです。

活用することで免許がない人との差をつけることが出来ます。通常、商売として中古品を扱う場合は古物商許可が必要なのですが、いわゆる「せどり」専門の方や転売関連の方の中には免許がない人もたまにいるようです。
売る場所が同じである場合はある意味ライバルになってしまうので、差をつけるためには古物免許は可能な限り活用するのが良いと言えます。
具体的には、次に挙げている「買取サイト制作」から買取、古物市場(一般の人は参加出来ない市場)への参加です。
※ただ、古物市場への参加は費用がかかるので事業規模やどのように展開していくか等、戦略的に進めた方が良いと思います。
この2点があるだけでも仕入先&商品は格段に広がります。(もちろん、最初は買取サイトだけから始め、段階的に進めていくのもありです)
また、目利き力や相場観も養うことが出来ます。
次に「海外ショップと交渉または購入」についてです。(おまけ情報2で具体的に書いております)
新品サッカーユニフォーム購入の交渉が可能な場合があります。(直輸入)また、為替相場によってはとても安く買える可能性もありますし、交渉能力によっても同様です。
ただ、注意点としては、トラブルになったときの手間のリスクや正規品かどうかといった商品およびショップの見極めがあります。
そしてある程度語学が出来ないとスムーズに進まず理解までに時間がかかることもあり、やや手間がかかります。
この点が解決策含めてクリア出来れば「海外ショップと交渉または購入」は非常に魅力的です。
人脈の構築次第では実際に買付に行くという方法も取れる可能性もあります。
■ その他の情報(仕入れ編)
その他の番外的な情報(仕入れ編)として、いくつかの仕入れ方法を以下に紹介します。
ネットのサッカーショップにおいて、仕入れは極めて重要だということを上で書きました。(ネットサッカーショップに限りませんが)
そのため、イレギュラーだとしても仕入先はいくつかあるとより安定しやすいです。
おすすめで挙げている上記(古物商を活用、買取サイト制作、海外ショップと交渉または購入)以外では、以下が考えられます。
中古ショップ(リサイクルショップ等も)
普通のサッカーショップの安売りを狙う
Amazon.co.jp
ヤフオク!
友人、または友達の友達等
-単発的アイテム
コレクター的なストック
選手支給品
まず、中古ショップ(リサイクルショップ等も)ですが、意外と掘り出し物があったりします。
普通の商品であれば利益は出ないことが多いのですが、サッカーのユニフォームは古着コーナーにあったりし、意外と安い場合もたまにあるのです。
もちろん、正規品以外は仕入れてもほとんど意味がありませんのでその点は注意が必要ですが、多くの場合、メーカー正規品です。(※私が知る限り&個人的に見た店について)
中には、年代物のレアなユニフォームが、汚れや小キズ、小さい穴が空いているということだけでかなり安くなっていることもありました。
そのようなレアな年代物ユニフォームや稀少品は、多少の傷や汚れなどがあっても一定の需要はあります。
また、古本屋にもレア(絶版で普通にはもう手に入らなくなったような)なサッカーのDVDなどが比較的安い価格で投げ売りになっていたりすることもたまにあります。
投げ売りではなくとも、比較的安い価格で売られている場合もあるので定期的にチェックしてみると意外と見つかるかもしれません。
次に「普通のサッカーショップの安売りを狙う」もそれほど多くはありませんがおすすめです。
街にある普通のサッカーショップ(スポーツショップのサッカーコーナー含む)は、安売りやたたき売りみたいなことをしていることが稀にあります。
また、年末やお正月にも異常に安い場合が探すとあります。(ユニフォーム等)
自分で欲しいユニフォームを買っても良いですし、ついでに多めに買って売ったとしても比較的すぐに売れたりします。
もちろんこの場合は新品ですのでそこまでの利益にはなりませんが、一つのイレギュラーな方法としては検討しても良いかもしれません。
また、このことは次に挙げている「Amazon.co.jp」も同様で、セールでかなり安くなることがありますしセールでなくとも、なぜかはよくわかりませんがアマゾンはいきなりやたらと安くなることがあります。(この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。となっていても安くなることがある)
例えば、ほしい物リストに入れてチェックしていた1万円程度していたはずのサッカーのジャージが突然2、3千円になるということがありました。常時チェックしているとこのようなことは意外と起きているようでした。※現時点の情報です。
また、ヤフオク!に関しても常時チェックして掘り出し物を探すのも面白いです。
続いて、「友人、または友達の友達等」についてですが、これに関しては本当にイレギュラーですが、タイミングが重なれば事情※を話して交渉するのも一つの手です。(※サッカーショップを運営していてそこで売ることは伝えましょう)
友達が自らヤフオクやメルカリで売ればより高く売れるとは思うので、この交渉は難しそうですが、社会人で忙しい人の場合、やはり購入者とのやりとりや梱包発送が面倒だという方は意外にも多くおり、そのような方は多少安くても即金で欲しい!ということも多いものです。
また、大学や高校の練習着やユニフォームといったレアなものを処分したい人もたまにおり、そのようなアイテムは基本的に希少価値が高く、高額で売れたりすることがあります。
このように、仕入れルートはイレギュラーだとしてもアイディア次第で増やすことは可能です。
上記以外でも面白いアイディアは色々あると思います。
コレクター的なストック
続いて、コレクター的なストックについて簡単に解説します。これは、普通に新品などで商品(例えばユニフォーム)を購入し長期的に寝かしておくという方法で、街にあるスポーツショップやサッカーショップ、Jリーグクラブの公式サイト、またはネットショップでも良いですが、普通に好きなユニフォームを購入し、長期的(例えば10年以上とか)に保管しておくというアイディアです。(数年後に売る可能性も視野に入れて)
この方法は、場合によっては非常に長期にわたるため、これだけでビジネスとして成立するとは思えませんが、長期投資的な意味では面白いです。
もちろん、趣味で購入し、結果的に長期的に保管してあったというケースも含みます。
私の場合は、好きなユニフォームを集めるのも好きで個人的な趣味で所有物として飾っていたりすることも多かったのですが、ある時、いくらくらいになるんだろうと思って細かく調べたら、稀少ユニフォームであれば購入時より高くなっているものもありました。
正直予想以上(購入時より高いなど)に高額になっていたのです。
また、そのこともあり、所有していないアイテムも上記の観点から調査していたところ、やはりJリーグクラブの手に入らないユニフォームや、入手困難なDVDなどが高額(購入時より高い)で取引されていることが多くありました。
つまり、自分用で自宅にて所有していても、いらなくなったり、何らかの事情でお金が必要になったりした時に比較的高額で売ることが出来るということですし、将来的に高くなりそうだということを予想(目利き)して購入し、数年後により高く売却することが出来るかもしれないということです。
これがコレクター的な在庫、ストックというわけです。
もう少し具体的に見ていくと、例えば、浦和レッズの2000年~2006年付近、または1999年以前のユニフォームは高値で取引されておりますが、その時代には普通に購入可能でした。
また、ヴェルディのJリーグ初期のユニフォームは私も持っているのですが、そのユニフォームも比較的高かったりします。
当時はまだ子供で親に買ってもらったものなのでそこまで高くなかったはずですが、現在は購入時より明らかに高めですし、日本代表の1993年のユニフォームも実家にありますが今はかなり高いです。
あとは、JFLやJ3時代に購入し、長期的に保管しておくのも良いかもしれません。
ある程度有名になった後にはその当時のユニフォームがレア物になっているということもあります。
このようなことは他のクラブでも同様ですし、ユニフォーム以外でもジャージや練習着、本やDVD、トレカ(トレーディングカード)なども入手困難品は高くなりやすいです。
選手支給品
次に、選手支給品についてですが、率直に言って選手支給品は高額で取引されやすいです。付加価値を考えると当然ではあるのですが、こちらも予想以上に高く売れたりする場合があります。
ただ、選手支給品は入手が非常に難しい上に見極め(本当に選手支給品かどうか)や倫理上の問題といった注意点もありますのでやみくもに参入するアイテムではないとも個人的には思います。※下で簡単に説明しています。
しかし、その注意点などをクリア出来る場合は非常に魅力的なアイテムであることも間違いありません。
選手支給品入手のアイディア
まず、選手支給品の入手&取り扱いは非常に難しいです。また、繰り返しになりますが、見極め(本当に選手支給品かどうか)や倫理上の問題※といったといった注意点もあります。
※知り合いから特別に善意で貰ったものを無許可かつ極めて高く売るようなことは全くおすすめしません。
逆に言えば、
無許可ではなく、確実に選手支給品で、法外のような価格ではなく買い手の了承がある程度ある
という状態であれば、選手支給品を取り扱うことは可能ではあります。
一つの方法としては、「信頼出来る知り合いルート(独自の)」が挙げられます。
例えば、サッカー選手に非常に仲の良い友達がいたりすればスムーズですし、その友達(信頼できる)の友達、または関係者といった感じでも良いでしょう。
そういった場合、無許可ではなく(頂いたものを売る含め)確実に選手支給品だと思います。あとは買い手の了承があれば上記の項目はクリアします。
ただ、基本的には単発的なもので、ビジネスとして行うのは個人的にはおすすめしません。
いくら仲が良くても、大量に販売するということになれば話が変わってくるからです。
また、選手支給品だけを集めるというのは一般的には困難です。
やはり、あくまでも単発的で、その目玉アイテム(選手支給品)から集客を見込んだり、ビジネスの広がり(話題性含む)に繋げていくというのが良いのかなと思います。
ちなみに、ヤフオクやメルカリで入手して寝かしておくという方法もあります。趣味の一環として選手支給品を集めている方もおり、一定の割合で出品があるからです。
ただ、この場合の注意点としては、本当に選手支給品かどうかの見極めです。
多くの場合、問題はないのですが、やはり信頼できる友人との取引と比較すれば不安はどうしてもあるためです。
※自分自身のコレクターアイテムとしてなら万が一本物でなくても自分が損をするだけですが、そこから知人含め販売した場合、迷惑がかかる可能性を考えながら取引をするのはストレスにもなるからです。
そのため、個人的には最初に挙げた入手のアイディア(独自の信頼出来る知り合いルート)が基本的には鉄板で、その他はやみくもに参入するアイテムではないとは思っています。
事例
私は数回程度ではありますが、選手支給品を取り扱ったことがあります。
状況としては、友達に依頼されたという形です。
某Jリーグクラブのユニフォームと練習着を数着販売し、比較的はやく全て売り切りました。
元Jリーガーの友人からのアイテムでしたので間違いなく選手支給品で、許可も取れていてかつ買い手の承諾もあったので上記で挙げたポイントはすべておさえておりました。
一般的なアイテムと比較すればやや高額になりましたが、知り合いということもあり、相場よりはかなり安くなりました。
あとは、プロサッカー選手ではありませんが、高校サッカーで活躍した知人の依頼で、国体の練習着なども取り扱ったことがありますが、それも上記同様でした。
選手支給品や非売品的アイテムは、実は欲しい方が意外と多くおり、また、ネット販売でも比較的すぐに売れる印象はあります。そして、オークションでも高額になりやすいです。
ただ、繰り返しになりますが、あくまでも単発的な販売で、その目玉アイテム(選手支給品)から集客を見込んだりするというのがメインかと思います。
知り合い的な独自ルートがないと取り扱いが難しい面もあるので、個人的にはやみくもに参入するアイテムではとは思います。
■ おまけ情報
-サイト制作の簡単マニュアル(あくまでも参考程度に)
ここでは、買取サイト(普通の自サイト含む)の作成方法を簡単に紹介します。
買取サイト制作は、業者に依頼しても良いのですが、費用がかかるので自分で作るのがおすすめです。
今は比較的簡単に作ることが可能だからです。
ただ、見た目やクオリティの問題もあります。そのため、事業が軌道に乗ったら業者に依頼して質の高いサイトに段階的にしていくのも良いです。
しかし、いくらクオリティが高い(単純な見た目も含め)サイトでも中身が伴っていなければ意味がありません。
そういう意味では自力でサイトを作り、さらに独学でも良いのでコツコツ学びながら質を上げていく(コンテンツの質を上げる)というやり方もあり全然ありでしょう。
ホームページ制作の基礎的なスキルも上がるので幅も広がる可能性があります。
サイト作成方法
WordPress利用
Dreamweaver利用
上記2点がおすすめですが、個人的には無料(レンタルサーバー費用はかかる)かつ初心者でもより簡単に作ることが出来る「WordPress」で良いと思います。
※もちろん好みによりますのでDreamweaverでもOKです。ただ、初心者の場合、最低限のDreamweaverの使い方を覚える必要があり、それはWordPressより難しい場合が多いです。
ここでは、WordPress利用について簡単に以下に解説します。
作成の簡単な流れとしては、独自ドメインを取得→レンタルサーバーを契約→簡単インストールです。
とりあえずインターネットに公開するだけということであればこれだけです。
もちろん、文章(買取につながる流れ)や画像、イラストなどを入れないと何のサイトなのかわかりませんので最低限の情報を入れる必要はありますが、ただ単にアップするということであればひとまずこれだけという意味です。
レンタルサーバーはエックスサーバーがおすすめです。
上記だけでも、そこに文章を入れて買取が出来る状態になっていれば問題はないとは言えますが、もう少し見た目を良くしたい場合は有料テーマの利用がおすすめです。
購入費用がかかりますが、すでに綺麗なデザインが出来上がっていて表示速度の最適化やスマホ対応などしていることがほとんどですので合理的です。(もちろん、ホームページ作成業者に依頼するよりは明らかに安い)
個人的なおすすめテーマはSTORK19(OPENCAGE)です。(※もちろんテーマは予算や好みによってある程度何でも良いとも思います。)
ここでもう一度簡単にまとめますと、まず独自ドメインを取得します。これはどこで取得しても良いのですが、私はバリュードメインをよく利用しています。
そして、レンタルサーバーを契約します。上でも書きましたがエックスサーバーがおすすめです。
※独自ドメインとレンタルサーバーの順番などはどちらでも良いです。
そして、エックスサーバーにてドメイン設定をし、WordPress簡単インストールです。
※その他の細かい点はhttps://www.xserver.ne.jp/manual/を見ながら行うとやりやすいです。(エックスサーバーの場合)
その後、デザインをもっとキレイにしたい場合は有料テーマの購入を検討してみましょう。
個人的なおすすめはSTORKですが、かけられる予算やデザインなどの好みもありますのである程度しっかりとしたテーマであれば好きなものを選べば良いと思います。
この手順で比較的綺麗なサイト(この段階では見た目)がすぐに出来上がります。
その後は記事や画像を入れてコンテンツを充実させましょう。
※OPENCAGE(オープンゲージ)ではSTORK以外のテーマもあり、どのテーマも質が高いです。自分の好きなデザインを選ぶのもありです。
なお、サイトが完成してもすぐにはアクセスがないことが多いです。
そのため、コンテンツを充実させるのはもちろん、集客にある程度は力を入れる必要があります。
ただ、小手先のSEO対策に時間をかけるのは今の時代はほとんど無駄です。むしろ変なことをやりすぎることで最終的に逆にアクセスがなくなる可能性もあります。
やはり、コンテンツ重視でサイトの内容を良いものにすることがまずは最も大事だと思います。
■ おまけ2
-海外からアイテムを仕入れるアイディア
[人脈を作る]
例えば、ブラジル人の友達、知人がいれば、そのつてでブラジルからサッカーグッズを仕入れることが出来る可能性があります。
知り合いがいないのであれば行動してみるのは一つの手です。
近所にブラジルのショップやブラジル料理店があればそこに通ってみる、ポルトガル語を習ってみる、ブラジル人が多くいるサッカーチームやフットサルに参加してみる、ブラジリアン柔術を習ってみる、など色々と考え次第、行動次第で可能性は広がります。
上記はブラジルですが、ヨーロッパの国であっても、アフリカでもアジアでも中南米でも本質は同じで、行動あるのみです。
※もちろんあまりにも露骨というのは良くありません。積極的に行動し、結果的に仲良くなるという意味です。
[交渉をする&検索し交渉]
シンプルに欲しいユニフォームをピンポイントで用意したい場合などは、普通に海外のネットショッピングサイトから購入するという手もあります。
為替相場によって非常に安く入手することが出来る可能性があります。
注意点としては正規品なのかどうかの見極めや日本に配送可能かどうか、または送料などです。
また、大量に購入したいといったような交渉をするという方法もあるかもしれません。
多くの場合難しいのですが、返信がある場合が極稀にあったりするようです。
ある意味飛び込み的な上に語学力が必要になるため非常に難しいとは思いますが、人が出来ないところをやっていかないと他のショップとの違いや差はつけられません。難しいことにもトライすることは重要だと個人的には思います。
これらは、今は(2021年10月現在)新型コロナウイルスの影響で難しいかもしれませんが、直接買付に行くということに繋がる可能性も0とは言えません。
少しでも可能性があれば行動し続けるというのはとても大事なことだと思っています。
海外のショップの見つけ方
あくまでも参考程度の方法ですが、例えばイギリスの検索エンジン(Google)で「football shop」と検索して探したりしても良いですし、イタリアの検索エンジンにて「Calcio」関連で検索をするといくつかヒットしたります。(スペインでもドイツでも同様だと思われます)
ただ、例えばイギリスのショップであってもプレミアリーグだけ扱っているというわけでもなく、他の各国のユニフォームなども取り扱っていることが多いので、国別で見つけなくても良いとは思います。
また、海外のサッカー紙(WEB)やスポーツ紙内にある広告から探してもたまにあります。※スポーツ紙(WEB)の記事内にある広告にサッカー関連が表示されることがたまにあるため。
上記はあくまでも参考程度の情報です。自分に合ったやりやすい方法で見つけるのが良いと思います。
[eBay(イーベイ)]
定番かもしれませんが、「海外から仕入れる」という点においてはeBay(イーベイ)も見逃せません。
https://www.ebay.co.jp/how-to-buy/
単発的な1つのルートとしてもおすすめです。
アカウント登録しなくても購入は可能だからです。
※もちろん、登録しても良いです。
おまけ3
-単発的な依頼を受ける
上記同様、単発的な方法として、
依頼を友人や知人などから受けてから、その対象アイテムを仕入れて売る、というやり方もあります。
レア物のみで依頼を受けるというのが個人的にはおすすめです。
例えば、希少価値が高く普通には手に入らないようなユニフォームや練習着が欲しいという方がいて、そのユニフォームを入手するルートがもし自分にあるならば成立しやすいです。
ホームページ上で募集(コレクター向け含め)をしても良いのですが、個人的にはまずは友人知人、その周囲からの依頼のみで開始するのがやりやすいと思います。
事前にこの程度の価格になるということを伝えやすいからです。
また、ネットで販売するのではなく、仕入れだけをネットで行い、直接売ることが可能という点と仕入れが成功すれば売れることがわかっているのでやりやすいというのも良いポイントです。
実例としましては、私の友達が元ブラジル代表のジュニーニョ・パウリスタのファンで、イトゥアーノというブラジルのクラブの古いユニフォームを探していたのですが、そのイトゥアーノの元関係者に知り合いがいたのでユニフォームを頼むことが出来ました。
これに関してはビジネスではなく入手の手伝いをしましたが、このような流れは単発的な仕入れにも繋がると思います。
もちろん、知り合いや友達なので利益なしやお小遣い程度(手間賃)になるかもしれませんが、そこから色々と広がったりすることも考えられ、ルート開拓にもなる可能性もあります。
また、国内の事例としては、某高校サッカー部の大ファンの知人がいて、そのチームのユニやシャツをヤフオクで探していたのですが、あまりにも高く買えないことが多いという相談がありました。
当時、その某高校のユニフォームのメーカーと販売の間にいたスポーツ店の店員と私が同級生で話をしてみたら非売品的(穴が空いたなど)なシャツを数着なら頼めるということがわかり、入手することが出来たということがありました。
もちろん、そのスポーツ店と知り合いでなかったらこのような取引は出来なかったのですが、一つの仕入れから販売の流れとしてはこのようなこともありますので一つのヒントになるかもしれません。
現在知り合いがいなくとも、日々幅広く動いていて人間関係を構築していればこのような取引が可能な場合もあるからです。
長文をお読みいただきありがとうございました。
上記情報は、内容が古くなったり変更した場合は修正することが御座います。
宜しくお願い致します。